緊張した時は肩に力が入り、握りこぶしをつくってしまいます。
一方、うれしい時は、肩の力がぬけて手はゆるみます。
血管にも同じことが起こります。
緊張している時は交感神経が活発になり、血圧が上昇して血管は収縮します。
アドレナリンなどのストレスホルモンが増え、血糖値も上昇します。
さらに、活性酸素が増えて血管を傷つけてしまいます。
一方、うれしい時の「笑い」は副交感神経の働きを高めてくれます。
笑うと心はリラックスし、ストレスホルモンが減少して、血管が開いてきて、血圧も下がります。
喜怒哀楽の表現の仕方は人それぞれですが、うれしい時は腹の底から笑い、
つらいことがあった時には、気持ちを切り替えて、楽しいことを探してみましょう。
テレビのお笑い番組を見るのもよいでしょう。
イライラ・クヨクヨは血液をドロドロにし、血管は傷つく一方です。
「笑い」を意識することが血のめぐりを良くしてくれる秘訣かもしれませんよ!!
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